今日、11月5日は津波防災の日です。
11月5日は津波防災の日です。この日は、1854年の安政南海地震による津波が和歌山県を襲った際の、「稲むらの火」の逸話にちなんでいます。全国各地で、津波防災の日を中心に地震津波防災訓練が行われます。この日を機会に、あらためて地震や津波への対策を確認しましょう。
東日本大震災では津波によって、人的にも物的にも甚大な被害が出ました。そして今後、大地震によって東日本大震災ほどの津波による被害は100%出ないとは言い切れません。
起こりうる災害を「正しくおそれる」ためにも、ハザードマップなどで身の周りに潜むリスクについてアンテナを張っておきましょう。災害を他人事だと思わないように。
ハザードマップで表示されるのとまったく同じ被害が出るというわけではありませんから、もし自分の住む場所は危険なエリア外であっても、家のすぐそばまでがキケンエリアに指定されているなら「もしかしたら自分の家にも被害が及ぶかもしれない」というように、ある程度の広がりをもってとらえておくのが良いと思います。